掃きだめにアラサー

みんな大人になっていく。わいだけを残して…

2021-04-01から1ヶ月間の記事一覧

月やあらぬ 春や昔の春ならぬ わが身ひとつはもとの身にして

古今和歌集、在原業平の歌である。 以下、ざっくり和訳。 月はちがう月なのだろうか。 春は過ぎた年の春ではないのだろうか。 私だけが変わらず昔のまま、私以外はすっかり変わっていくのか。 * 今宵見る月は、以前見た月とは違う。今年の春は去年訪れた春…